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『第7回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会 福井大会本人大会』に参加しました!(後編)

投稿日:2022年10月22日

いろいろあって(前編参照!)、本人大会当日。

今回のオンライン本人大会は

 〇第1回 919(午前・午後) 

  参加者自己紹介・本人大会スローガンの提案と決定 ・本人決議の提案と意見交換

 〇第2回 109(午前・午後)

 参加者自己紹介・本人決議の調整と決定・自由意見交換

4部に分かれており、私たちは10月9日の午後の部に参加しました。

 

まずは、全国手をつなぐ育成会連合会 又村あおい氏より【今日の進行】【オンライン本人大会の決まりごと】などのお話を聞いた後、各参加者からの自己紹介。

今回の部では北は岩手、南は熊本から12の会員・団体が参加されており、みなさん思い思いの自己紹介をされる中、Fさん、Kさんも緊張しながらも仕事のこと、趣味のこと、意気込みなどしっかりと伝えられました。

その後は本日のメインテーマとなる【本人決議の調整と決定】。

1回のオンライン本人大会で提案・決定された『本人決議文』を又村氏が読まれ、みなさんに賛成してもらえるか、変更や追加がないか、などの意見交換がなされました。

決議文では、コロナのこと、意思決定のこと、差別や虐待のこと、暮らしのこと、お金のこと…などなど、決議文に対し様々な意見が出ました。

『知的障害の人は給料が安いです。』

『私たちができる仕事を見つけて、給料を増やしてください。』

 の文章に対し、

「なめられているように感じる。私は【仕事を見つけてもらう】のではなく給料が上がるような仕事に【チャレンジ】させてほしいです。」と、鋭い意見を話される参加者…。

支援者として、ご本人の思いや自主性を尊重することが必要だとあらためて感じさせられました。

本人決議についての思いや意見は尽きず、時間が押してしまったこともあって自由意見交換はできませんでしたが、とても有意義な時間を共有し、最後はお互いに拍手を送り合って本人大会は終了となりました。

Fさん、Kさんも閉会後は安堵の表情をされ、「参加してよかった」と笑顔で話されていました。

『第7回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会 福井大会本人大会』に参加しました!(前編)

投稿日:2022年10月20日

思い返せば3年前の熊本大会、きずな会のメンバーで参加した時には、おいしいごちそう、観光名所巡り、くまモンとの出会い、などなど(もちろん、本人大会や式典も!)みんなで楽しみ、思い出がたくさんできました…。

その翌年は愛媛大会が予定されており、「蛇口からみかんジュース飲む?」「温泉に入れるかな?」と期待に胸を膨らませていたさなか…、新型コロナが流行し、一昨年、去年と全国大会は中止となり利用者さんも残念そうにされていました…。

そして今年、みんなで集まっての開催とはなりませんでしたが、『第7回全国手をつなぐ育成会連合会 全国大会福井大会本人大会』がオンラインで行われることとなり、きずな会から会長のFさん、役員のKさんが、参加されました。

お二人とも全国大会の参加は常連ですが、本人大会に出席されるのは初めて。

「どんなことを話せばいいのかな?」

「どんな服装がいいかな?カバンは?靴は?」と緊張と不安がいっぱい!

(オンラインなのでカバンと靴は映りません!笑)

そして、前日の夜に進行予定を確認していた職員が【参加者自己紹介 1か所5分】の一文を発見…。もっと早くに確認しておくべきだったと反省する職員(-_-;)

実施当日に、本人たちと慌てて自己紹介を考えました!

そんなこんなで、開催前から(勝手に)バタバタしたオンライン本人大会の様子は次回のブログで報告させていただきます!

『長い闘いにようやく終止符が打たれました』

投稿日:2022年10月03日

1980年に日本で発売されてから爆発的なブームを巻き起こしたルービックキューブ 。現在では、世界中の子供から大人まで楽しまれている立体パズルです。さらに掘り下げると、知育玩具や療育での活用も注目されており、完成させるまでのタイムを競う競技大会で2020年当時、各種目合わせて、7つの世界記録、40回以上の世界記録更新、公式大会で290回以上の優勝などの成績を残しているマックス・パーク氏は、幼少期に自閉症と診断された人物らしい。


余談はさておき、思い起こせば約半月前。とある利用者さんが通所先で開催されたイベントで手に入れたルービックキューブを持ち帰られました。かわいい「くまのプーさん」のイラストが6面キレイに揃った状態で居室に飾られていたのも束の間。手を引かれ、案内された先に見えたのは、先程までとは全く様子を変えた「くまのプーさん」の顔…。

日頃から、私たちがそれほど気にならないような衣類の綻びや綺麗に整理されてないものに敏感で、廃棄や破損をしてしまうコチラのご利用者さん。

 

『バラバラになったくまのプーさんが気になる。直してほしい。』

 

そんな思いを汲み取り、担当支援員のチャレンジが始まりました。しかし、上下左右に回せど回せど1面も揃いません。数時間のチャレンジの末、あえなく敗北宣言。

次のチャレンジャーは私です。余裕を醸し出した挙句、自分に振られた焦りを悟られないように静かに戦いの火蓋が切って落とされました。

1日目・・・2日目・・・3日目・・・と合間を縫ってチャレンジしますが、1面を揃えるのがやっとです。しかし、諦めるにはまだ早い!

 

『くまのプーさんを元通りにして、利用者さんの喜ぶ顔が見たい!』

 

そんなことを思い描きながら、一心不乱にルービックキューブをひたすら回し続けます!

(一心不乱に回しても6面は揃いません。楽しく落ち着いて行いましょう)

 

あまりに苦戦を強いられたため、最後まで手は出したくなかったですが、攻略法が掲載されているサイトを一部参考にしながら、ようやく!ようやく!!宿直明けの本日、完成しました!!!

 

 長い闘いにようやく終止符が打たれました。

『9月の誕生日会』

投稿日:2022年09月25日

男性利用者さんが7名在籍されているホームで今月お誕生日を迎えられた方が3名おられ、事前にリクエストメニューを伺い、チキンやピザ、ケーキでお祝いをさせていただきました。

一堂に会して食卓を囲むことが難しくなっているものの、3名の方に「おめでとう」と皆さんからお祝いの言葉をかけられ、嬉しそうな笑みがこぼれていました。

最後に支援者からバースデーソングを1曲熱唱したところ、「うるさいぞ!」と制止が入ったため、最後まで歌いきれず、賑やかな雰囲気に水を差す結果になりました…。

 次回は1曲歌いきれる(皆さんから求められていないと思いますが)ようにボイスとレーニングに励みたいと思います。

『世話人・支援員を募集いたします!』

投稿日:2022年09月15日

現在、当事業所では一緒に働いていただける【世話人】【支援員】を募集しております。

知的障がいのある方が安心して地域生活を送ることができるように日々支援しています。

サポート体制も整えていますので、未経験の方でも安心して働ける職場です。

地域福祉に貢献したい方、料理など一般的な家事スキルを活かしたい方は是非ご連絡をお待ちしております。

*ハローワークにも求人情報を掲載しています。詳細はご確認ください。

 

~ご興味のある方やご不明な点等は、お気軽に当事業所までお問い合わせください~

TEL:06-6584-9261 地域生活援助事業所メープル

『少し早めの夏祭り!』

投稿日:2022年07月11日

前回のブログで『きずな会』についてご紹介しましたが、5月と6月の役員定例会でどのように開催すれば、楽しく安全に行事開催が出来るか皆さんで話し合いを重ね、7月10日に半年以上振りとなる食事会を開催しました。

今回のテーマは、タイトルにもある通り『少し早めの夏祭り!』ということで、例年、きずな会では7月にBBQを開催していましたが、それに近い食事内容と夏祭り気分を満喫すべく、食事はBBQの頃の余韻を残しつつ、焼肉や焼きそば、かき氷の提供を行い、飾り付けはもちろん夏祭りを意識して、約3年振りとなる夏季行事の開催となりました。

副会長の乾杯の音頭で食事会がスタートしましたが、準備していたホットプレート2台のうち、1台の加熱が出来ず、開始早々にハプニング発生…。焼肉を1枚食べては待つの繰り返しで参加された11名の利用者さんから無言のプレッシャーを肌で感じつつ、支援者はひたすらお肉を焼きます。そうこうしているうちにホットプレートも復旧し、ようやく夏祭り本番!それ以降は、皆さん良いペースで食事を召し上がられていました。

相変わらず感染症対策を講じながらの開催ですが、仲間と一緒に過ごす時間は和気あいあいと自然と笑みがこぼれます。

会長による締めの言葉でお開きのあと、参加された皆さんから「次はいつ開催出来るかなー」など、待ち望まれているお声を沢山いただきました。

次回も楽しく行事が開催出来るように会員と方と検討したいと思います。

 ご参加いただいた皆さん、会場設営をお手伝いただいた役員の皆さん、ありがとうございました。

『第20回大阪市手をつなぐ育成会大会』に参加しました!

投稿日:2022年06月21日

6月12日()KKRホテル大阪にて、第20回大阪市手をつなぐ育成会大会が開催され、きずな会の会長でメープルの利用者さんでもあるFさんが本人代表として挨拶をされました。

 

きずな会はメープルや港区で単身生活されている仲間が集まる本人部会で、月1回話し合いをしたり、行事の予定を一緒に考える活動をおこなっています。

ここ数年は、新型コロナの影響で行事の実施が難しい状況が続いていましたが、ウィズコロナが日常となった今、安心・安全に行事ができるようにみんなで意見を出し合いながら考えています。

 

Fさんは長くメープルで生活しておりきずな会にも参加されていましたが、4月から会長となり、不安もいっぱい…。そんな中、育成会大会の舞台で挨拶をしてもらえないかとお話がありました。

最初は「緊張するから…」と話されていましたが、仲間たちの代表として自分たちの活動や要望をみなさんに伝えるため、勇気を出して舞台に立たれました。

 

当日はきずな会の活動の紹介に加え、【お願い】を話されました。

【なぜ、ホームで一緒に仕事をしたり、働いている仲間たちと同じサービスが受けられないのか?】

【仕方がないのはわかっているけれど、障がいのある人がより暮らしやすくなるようにみんなで考えてほしい。】

とても緊張しながらでしたが、一生懸命に自分の言葉で伝えられる姿はとても感動的でした。

 

挨拶を終え舞台から下りると、応援にかけつけていたきずな会メンバーも口々に「すごくよかった!感動したよ‼」「頑張ったね」と話され、その言葉にFさんも安心されたご様子でした。

 

そして、大舞台を終えたFさんと一行は遅めの昼食へ…。

メニューはFさんの希望でお好み焼き!

充実感と久しぶりの仲間との外食で笑顔がこぼれる中、アツアツのお好み焼きや焼きそばを食べて、満腹のみなさん!

とてもステキな一日となりました!


ボウリング教室に参加しました

投稿日:2022年06月13日

法人主催の「ボウリング教室」が5月28日(土)にダイドーボウルで行われ、ホームの利用者さん5名が参加されました。

コロナ禍で楽しみが減っている中、久しぶりのボウリングに皆さんワクワクされている様子。

いつものように準備体操のあと投げ方のコツをコーチから説明を受けプレイ開始。 ピンを倒す音が鳴り響き会場は熱気に包まれます。

そこかしこでスペアやストライクが炸裂!

新型コロナ感染対策の関係上大きな声は出せませんが、皆さん、無言のガッツポーズで喜びを表現し、そして拍手で応援します。

一投ごとに満足そうな表情や悔しそうな表情、様々な表情が見られましたが、皆さんとても楽しそうにプレイされていました。

熱気に包まれたまま、2ゲームが終了しボウリング教室は幕を閉じました。

今回はケガや事業所の活動で参加できなかった方が数人おられましたが、次回は参加できるといいですね。 (HI

港エリア園芸部発足

投稿日:2022年05月28日

メープルの木々たち


気付けば5月も終わり

毎日が飛ぶように過ぎていきます

 

そんな毎日でも、最寄駅からメープルまでの道のりを木々や花々が楽しませてくれます

「さつきが咲いたな」 「この花の名前は何かしら」 「もうすぐ紫陽花の季節」 などなど


たくさんの方が大切にお花を育てていらっしゃることに、気持ちが癒されます

 

メープルの西側の敷地には背の高い木が何本も植えられています。日陰にも関わらず大きく育ち、たくさんの葉を青々と茂らせていました

ただ、剪定もあまりできていなかったので道路にまではみ出し、花が咲く季節には盛りを過ぎた花が道路に落ち掃除が追い付かない状態でした

往来する人々の邪魔にもなり、昨年の秋に業者に頼んでバッサリ切ることにしました

 

そう、バッサリ。。。。。

 

確かにお願いはしたけど、出来上がりを見てちょっと言葉を失うくらいのバッサリwwww

「来年、葉っぱ生えてくるのかなぁ」と木を見るたびにちょっと心配していました()

 

春になり、街路樹の葉が茂り出してもメープルの木々たちは明らかにショボい

またまた「生きてるのかしら」と心配になります

 

でも、5月半ばになると葉っぱの密度が増してきて、ちょっとホッとしました。

それぞれに成長は違いますが、もうダメかなと思っていた1本もようやく新芽が出てきました

諦めないでよかった (心の中で応援していただけですけど汗)

 ***いい写真が無くてスミマセン***

『プロ野球観戦 in京セラドーム大阪』

投稿日:2022年05月10日

先日、大阪府障がい者スポーツ協会様主催のスポーツ観戦招待事業(野球「オリックス・バファローズ 選手会プロデュースデーご招待」)の当選の受け、京セラドーム大阪へオリックス・バファローズ 対 東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球観戦に行ってきました。

ゴールデンウィーク最終日のこの日は、入場者数制限もなく、多くのファンが会場に詰めかけ、メープルからも野球ファン、オリックスファンの利用者さんが参加されました。

やはりTVで視聴するプロ野球中継とは異なり、実際に目の当たりにする選手たちの臨場感溢れるプレーや球場の大きさに圧倒されながら、利用者さんによっては、ファールボールをキャッチしようと意気込んでグローブをはめてボールの行方を追ったり、試合の合間のBsGirlsのダンスに手拍子を送ったり、ビール片手に現地での観戦を楽しみました。

一進一退の攻防の末、延長10回に勝ち越しを許し、残念ながら応援していたオリックスが負けを喫しましたが、連休最終日に良い思い出作りができました。

新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、外出自粛を余儀なくされる日々が続き、まだまだ以前と全く同じようにはいかない面も多々ありますが、次回は声を張り上げて声援を送ったり、ジェット風船を飛ばしたりと今よりも熱く観戦ができるようなればと願いながらみんなで帰路につきました。

 

 貴重な体験の機会をご提供してくださった大阪府障がい者スポーツ協会様、オリックス・バファローズの球団関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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