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職員研修~介助技術について

投稿日:2022年11月24日

開所から20年を超える福島育成園。
利用者の皆さんの年齢が上がるにつれ《介助》が必要な方も増えてきたため、
改めて、自分たちの技術や知識を見つめ直すべく研修会を開催しました。

今回は、利用者の皆さんのリハビリでお世話になっている、
訪問看護ステーション ルルの理学療法士 仲村渠さんを講師にお招きして
具体的なケースをモデルにし《移乗介助》に焦点をあてた内容でお話しいただきました。

椅子へ、車いすへ、トイレへ、お風呂へ、ベットへ…生活の中で《移乗》する場面は思いのほか多いものです。
その介助をするときに意識していることや不安なこと等々、日常の支援を振り返り、仲村さんに質問を投げかけます。
【利用者さんの安全が確保されていること】この大原則をもとに具体例を交えて、明快にお答えいただくことができました。


後半は実技を交えて学びます。
まずは、人の体の動きの仕組みについて…
《立ち上がる》ために使われる足の仕組みは?
足を動かさずに隣の椅子に移るのは、どのような負担や不安が生じる?
勢いよく移乗すると体のどこに負担がかかる?
などなど、さまざまな場面を想定しながら実際に体を動かします。
勢いよく座った弾みで椅子がバキバキッ!!と大きな悲鳴を上げることも(笑)

最後には通所の職員も加わり、熱のこもった研修会となりました。
正しい介助は、利用者さんの体だけでなく、職員の体も守ります。
また、次の機会を設け学習を重ねたいと思います。


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