障 害 年 金 の 話

― 20歳を迎える皆さんとそのご家族のために ―
 
 

第4章 手続きの進め方   

 

6.病歴・就労状況等申立書を書く   

 さて、診断書ができたら「病歴・就労状況等申立書」を完成させます。

 既に「医師宛資料」のデータがあれば概ねそのまま使えます。

 

 まず、傷病名・発病日・初診日は診断書に合わせて書きます。

 病歴は「医師宛資料」に書いた生育歴を、適当な期間に区切って(受診していた時期、受診していなかった時期も区切って)、書いていきます。

 

 パソコンをお使いの方は、申立書の様式が日本年金機構のホームページからダウンロードできますので、そこに直接記入することができます。

 ただし、先に述べたように、申立書の様式には日常生活能力の具体例などを書くスペースが殆どありません。

 私は「申立書(別紙)」を作って、「医師宛資料」に書いた、「日常生活能力」・「就労状況」・「福祉サービスを利用できない理由」などを貼り付けるなどして書いていきます。

 

 なお、これ以外にも、ご本人の状況について日本年金機構にアピールできる資料があれば、請求者の判断でいくらでも付け加えることができます。

 別紙にするというのは、重要な個所にアンダーラインを引くようなものです。

 審査がどの程度の時間を掛けて行われるのかよく知りませんが、斜め読みで読み飛ばされない程度の効果はあると思います。

 

     
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