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感染症対策研修
投稿日:2024年12月20日
事業所における感染症対策は非常に重要です。福島育成園には、入所部門やグループホームなど生活支援部門がありますから、より重要視されます。
感染症…といえば、この数年、私たちを悩ませた《新型コロナウイルス》が思い起こされますが、
いま、流行の兆しを見せているインフルエンザやマイコプラズマ肺炎なども警戒しなくてはなりません。
中でも今回は非常に感染力に強い《ノロウイルス》についての職員研修を実施しました。
講師は、前回同様にJCHO大阪病院医療安全部の感染管理認定看護師 小井副看護師長にお願いしました。
…クリスマス会があったので、会議室がちょっと陽気な雰囲気でしたが(笑)
冬の感染症として代表的な《ノロ》ですが、感染時の症状は『思い出したくもない』というほど辛いものです。
アルコール消毒は効果がなく、一度感染しても免疫力がつかないので再感染の恐れがある…何より、感染力が強い(*_*;
予防ももちろん大切ですが、今回の研修では感染者への対応方法について実践を交えて学びました。
⇒床上1mから嘔吐があった場合、半径2mの範囲で飛散するので、かなり広範囲な消毒作業が必要。
⇒靴裏に付着して拡散されたり、取り残した吐物が乾燥し浮遊したウイルスを吸い込んでも感染する。
などなど、慎重な対処方法を質疑応答も含め、熱のこもった研修会となりました。
クリスマスや年末年始、人と集まる機会も増える時期です。
ノロウイルスに限らず、皆様、体調には十分ご留意いただき、
健やかな冬をお過ごしくださいませ。