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(5)拠出年金と無拠出年金
年金というのは保険原則の上に立っていますので、保険料(+税金)と給付でバランスを取っています。
つまり、原則として事前に保険料を払っている人が何らかの保険事故に遭った時に給付が受けられる仕組みです。
障害年金の場合も、通常は初診日までの保険料の納付が前提で支給されます。
これを拠出年金と言います。
しかし、中には保険料を払っていない人にも障害年金が支給される場合があります。
これを無拠出年金と言います。
実は知的障がいの方に支給される年金がその代表例なのですが、次章で説明しますので、今は言葉だけを記憶にとどめておいてください。