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目印
投稿日:2022年12月15日
利用者の方の中には物が見えにくい方もいます。
近くの物が見えづらかったり、歩く方向がズレてしまったりと…。
いけじまではその方を対象に、歩く方向の目印となるよう廊下から作業室の座席まで続く床に赤いテープを貼っています。
このテープを貼ることで、その利用者の方は歩く方向に迷った際の一つの目印にしてくださっています。意識をされており以前に比べて迷われることも少なくなりました。
また、以前までであればスタッフや周りの利用者の方から、「(歩く方向が)そっちじゃないで」「こっちですよ」などバラバラの内容の声をかけられていたのですが、今では「赤いラインを見て行きましょね。」「線を見てね。」など具体的に伝えることが出来ています。
このアプローチを通じて、少しの工夫でその方の意識や周りの方々の声掛けの内容などが変わることもあるのだなと思いました。
皆さんの、それぞれの「過ごしやすい」や「安心」に繋がると良いな、と思います。