2019年04月08日 17時00分
造幣局の「桜の通り抜け」の一般公開に先立って行われた4月8日(月)の「特別観桜会」に今年も大阪市からご招待いただき、大阪市手をつなぐ育成会の会員の皆さんに参加希望を募り、支援者23名を含めた48名が参加しました。
一般公開と異なり、北門から入り約500メートルの桜並木を往復して北門に戻るようになっています。
134品種338本ある桜は多種多様で、今が見頃の満開の桜に5分咲きの桜、これから花開くために力を蓄えている蕾の桜など様々な表情を見ることが出来ました。
”今年の花”は、花が赤い手毬の状態になるところから名づけられた「紅手毬」(べにてまり)でした。”新種の桜”は、東京荒川堤にあった品種で花に香りがある「御座の間匂」(ござのまにおい)だそうです。
珍しい桜としては、多数の花が枝の先に密生して咲き、大きい手毬の状態になる「大手毬」(おおてまり)、直径3センチの白色の花で、一重八重桜の「養老桜」(ようろうざくら)、1本の木に一重、八重、二段咲きの花があり、二段咲きでは、外側の花が開花し、内側の花が遅れて開花するため名づけられた「二度桜」(にどざくら)等があります。
参加された皆さんは晴天で心地よい日差しの下、色々な桜を愛でたり、記念に写真を撮られたりしていました。大阪市から配られたお茶とお菓子もあり、お花見を満喫されていました。
明治16年(1883年)から始まった造幣局の「通り抜け」は、戦時中に一時中止されたこともあったそうですが、以来136年桜を愛する人々の協力に支えられ今に続いており、現在では大阪の年中行事の一つとなっています。
今年も思い出に残る一日を体験できましたことに、一同感謝しております。
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