「わたしの避難(逃げる)の計画」を作りました
2024年01月18日 0時00分
市町村では令和3年に、災害時での避難行動要支援者の個別避難計画の作成が努力義務となりました。
しかし、全国的に個別避難計画の作成が進んでいません。
1月1日には令和6年能登半島地震が発災しました。
大阪市育成会では、避難行動に支援が必要な方や、避難行動に不安のある方の、避難誘導が地域ぐるみで進むことを願い「わたしの避難(逃げる)計画」を作成しました。
作成した計画では、市町村で作成する個別避難計画の内容を含めています。
地域に単身でお住まいになっている、知的障がいのある人や、発達障がいのある人がご自身で見て分かるように、やさしい日本語を利用して作成をしています。
個別支援計画の作成対象とされている方だけでなく、それ以外の方も避難をする際の考え方の整理のために作成していただいても構いません。
もし可能であれば、記入したものを片面印刷をして、クリアホルダーに入れて2つ穴のリングファイルに綴じ、避難持ち出し袋に入れておくことをお薦めします。
また、一緒に避難をしてくれる方や、避難の声掛けをしてくれる方がいれば、連絡先のページ(1~4ページ)を事前に渡し、災害発生時に連絡をお願いすることも可能です。
ファイルを作成していれば、障がいのある方がお一人で最寄りの一時避難所(小学校など)に避難をした時でも、避難所運営の担当者に配慮して欲しいことを伝えることができる内容にしています。
これで完璧ではありませんが、防災のことを考えるキッカケになればと思います。
※個別避難計画の対象者のページ(7ページ)の色掛けについては大阪市での個別避難計画の作成対象者になります。
PDFデータとwordデータは次のとおりです。