社会福祉法人大阪市手をつなぐ育成会は、知的な障がいのある人たちが必要とされる援助を受けながら地域で当たり前の生活が送れることを願って活動しています。

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事務局だより

大阪市手をつなぐ育成会 ニューイヤーコンサートが開催されました

2020年01月27日

 今年も1月25日(土)13時から15時に天満橋のドーンセンター7階ホールにおいて大阪市手をつなぐ育成会ニューイヤーコンサートが開催されました。

 第1部はゴスペルアーティスト ミセス・グレース田中惠子さんとパフォーマーの酒匂さんのコラボレーションによる歌とピアノと楽しいおしゃべり&パフォーマンスで盛り上がりました。

 第2部はNTT西日本大阪吹奏楽団さんによるダイナミックな演奏で、クラシックやアニメソング、流行のポップスまで参加された皆さんと一緒に歌ったり、踊ったりと楽しい時間を過ごしました。
 中でも大人気の「指揮者コーナー」には今年も大勢の希望者が手を挙げ、選ばれた方はそれぞれ個性あふれるタクトさばきで指揮者気分を味わっていました。

 今年は14の障がい者団体様、個人様、ご家族様あわせて470名を超える参加がありました。
 毎年の恒例となったコンサートを楽しみに参加していただいている方、また、初めて参加していただいた方もいらっしゃいますが、障がいの有無に関わらず音楽を楽しむ機会として多くの方にご参加いただければ嬉しく思いますし、このコンサートが当会を知っていただくきっかけになればと思います。

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「令和元年度 大阪市手をつなぐ育成会懇親会」が開催されました

2019年12月09日

 12月6日(金)にKKRホテル大阪において、令和元年度大阪市手をつなぐ育成会懇親会が開催されました。
 全国手をつなぐ育成会連合会 会長 久保厚子氏をはじめ8名の来賓をお招きし、56名の会員と職員が出席し和やかに親睦を深めることができました。
 今年もソプラノ歌手の中井美内子氏とハープ奏者の摩寿意英子氏によるミニコンサートが始まると会場は一気にクリスマスの雰囲気に・・・「アヴェ・マリア」や「引き潮」など美しい歌声と荘厳なハープの音色に酔いしれたひと時を過ごしました。
 演奏された2台のハープは、1930年代のアメリカ製のグランドハープと1760年~1770年代にマリーアントワネットの専属ハープ職人であったナーデルマン氏が制作した何れも貴重なアンティークハープなのだとか・・・
 演奏の合間にお話しされた楽器の歴史にも皆、興味津々でした。
 お食事は和洋折衷のフルコースで、美味しくいただきながら、各テープルでは話しに花が咲き、あっという間に楽しい時間は過ぎ、盛会のうちに終宴となりました。
 令和元年の今年もあとわずかとなりました。昨年に引き続き、台風、水害等の多い年でしたが、来年こそは平穏で良い年となりますようにと祈るばかりです。

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第21回 大阪市育成会事業所協議会 舞洲運動会が開催されました

2019年11月29日

 令和元年11月29日(金)に大阪市障がい者スポーツセンターアミティ舞洲において「第21回 大阪市育成会事業所協議会 舞洲運動会」が開催されました。

 7つの事業所が参加して、本人、保護者、職員の総勢214名で盛大に行われました。
 競技は、玉入れやパン食い競争、令和投げ(令和にちなんだ輪投げ)、リレー等で大いに盛り上がりました。

 また、一部の競技については、各事業所の利用者さんが本人委員会を組織して、月に一度集まり、自分たちがしたい競技を決めて独自のルールや内容を話し合い、約半年をかけて準備を行ってきました。
 本番では皆さん競技に出たり、仲間の応援をしたりと思い出に残る一日を過ごされました。


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第19回大阪市手をつなぐ育成会大会が開催されました

2019年11月11日

 11月10日(日)にKKRホテル大阪において、「第19回大阪市手をつなぐ育成会大会」が開催されました。大阪市福祉局 出海局長、大阪市教育委員会 島田室長をはじめ多数のご来賓をお迎えして盛大に開催されました。

 今大会のテーマは「青年期、壮年期のわが子をあらためて見つめよう」とし、午前中は全国手をつなぐ育成会連合会 会長 久保厚子氏に「中央情勢について」ご講演いただき、午後からは関西国際大学 教育学部教育福祉学科 教授 中尾繁樹氏に今大会のテーマとなる基調講演をお願いしました。

 本人活動発表では太鼓サークル「なかよし応援太鼓」が和太鼓の力強い演奏で会場を圧巻し、ダンスパフォーマンスチーム「Sunrise(さんらいず)」はダンス好きなメンバーが支援スタッフと一緒に楽しいストリートダンスを披露して会場を盛り上げました。

 また、お昼休憩時間にはロビーで6団体が出展した手作りの焼き菓子や小物等の自主製品の展示販売も行われ賑わいました。

 参加者は300名を超え、盛会裏のうちに今年の大会も無事閉会しました。

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大阪市社会福祉大会の記念品を作成させて頂きました

2019年11月06日

今般、大阪市社会福祉協議会様より依頼を受けて、10月30日に開催されました令和元年度大阪市社会福祉大会の記念品を作成させて頂きました。
記念品の数は、全部で1200個!
どんな記念品にするか幾つか提案させて頂き、決定したのが『パックンポーチ』でした。
口金にバネがついていて、まさしく『パックン♪』なのです。
作成には、支部の方々にご協力頂きました。ありがとうございました。
1200個を同じ仕様にするため、生地などの材料は一括で仕入れ、同じ型紙で打ち合わせをして完成に至りました。
生地の柄には、2020東京オリンピック・パラリンピックも意識して市松模様をセレクト、使って頂けると嬉しいですね。
ご依頼頂きました大阪市社会福祉協議会様、ありがとうございました。

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9月会員向け勉強会を開催しました

2019年09月19日

 9月19日(木)に『悪質商法の被害にあわないために』をテーマに大阪市消費者センター 相談員 甲田敏江氏をお招きして勉強会を開催しました。

 消費者生活相談の現状と悪質商法の手口や現状についてわかりやすくご説明いただき、被害にあわないために注意すべき点やトラブルにあった時の対処法について、あらためて理解を深めることができました。また、実際に起こった例について参加者でロールプレイをしながら日頃から注意する点を学びました。

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7月会員向け勉強会を開催しました

2019年07月19日

 7月18日(木)に『夏バテ防止!!健康体操~笑顔でからだを動かそう~』をテーマに「リズム体操」を開催しました。

 長年にわたり、地域で健康体力維持を目的とする社会体育指導に従事され、現在は障がいのある方にも運動指導をされている中村明美氏をお招きし、音楽に合わせてストレッチ→ダンス運動→リラグゼーションを行いました。

 また、講義では健康を保つためには①運動 ②休養 ③栄養のバランスを摂ることが最も大切であると話されました。

 それから、「長生き=長イキ(息)」について、人は緊張すると呼吸が浅くなり、息を吐くことをしなくなる。そうなるとからだが硬直して、肩こりやイライラの原因にもなるので、そんな時は「5秒かけて息を吸い込み、その倍の時間をかけて細く長く息を吐くことをやってみてください。すると心が落ち着き、からだも解き放たれ軽くなりますよ」とのアドバイスがあり、普段から ①笑うこと ②感謝すること ③ケ・セラ・セラ(なるようになるさ) ④レット・イット・ビー(あるがままに)を心がけて、気持ちを楽にすることで、からだも心も柔らかくなり、余裕が生まれるとも話されました。

 夏はどうしても冷房に頼りがちとなり、からだも冷えてしまうので、あまり冷たいものを飲まずに常温の白湯等を飲み、できるだけからだを冷やさないようにすることも「夏バテ防止」につながるとのことです。

 当日は15名が参加して、約1時間心地よい汗を流しました。
 音楽に合わせて楽しくからだを動かしながら、健康管理について考える良い機会となりました。

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「大阪市手をつなぐ育成会 ボウリング教室」 令和元年度パート1を開催しました

2019年05月18日

 5月18日(土)に桜橋ボウルで、令和元年度第1回目となる「大阪市手をつなぐ育成会 ボウリング教室」パート1を開催し、13名が参加されました。
 「大阪市手をつなぐ育成会 ボウリング教室」は今年度から昨年度より1回多く年間6回開催します。次回からの予定は、7月27日(パート2)・9月21日(パート3)・11月16日(パート4)・1月18日(パート5)3月21日(パート6)のいずれも土曜日13:00~14:30に開催予定です。
 内容は、受付→集合→準備体操→練習(投球)→2ゲーム→結果お渡し→指導者による講評→解散となります。
 毎回、大阪府ボウリング連盟の指導者(3~4名)が、一人ひとりのレベルにあった指導を行いますので、「やってみたいけど・・・ボウリングは初めて」という方や「競技に参加するために上手になりたい!」という方にも安心して参加していただけます。
 参加費はお一人1,000円(貸靴・2ゲーム代含む)、定員は20名です。
 大阪市手をつなぐ育成会の会員であれば、皆様参加していただけますので、ボウリングに興味のある方は事務局へお問い合わせください。

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5月会員向け勉強会を開催しました

2019年05月16日

 5月16日(木)に『介護保険サービス障がい福祉サービスの関係~介護保険サービスと障がい福祉サービスの違いって何?~』をテーマに大阪市福祉局 高齢者施策部 介護保険課 課長 川崎武司氏、ならびに大阪市福祉局 障がい者施策部 障がい支援課 課長代理 松藤栄治氏のお二人をお招きして勉強会を開催しました。
 介護保険の現状とその基本理念や地域包括ケアシステムに基づいて取り組まれている内容についてのお話、また、介護保険制度と障害者総合支援法における障がい福祉サービスの適用関係や共生型障がい福祉サービスについて等お話をしていただき、それぞれのサービスのかかわりや違いについて理解を深める良い機会となりました。
 主な項目の概要は次の通りです。

1.介護保険制度の基本的な理念
  
高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組み(介護保険)を創設し、1997年に介護保険法成立、2000年に介護保険法が施行されました。
   【基本的な考え方】
    
・自立支援・・・単に介護を要する高齢者の身の回りの世話をするという事を超えて、高齢者の自立を支援することを理念とする
    ・利用者本位・・・利用者の選択により多様な主体から保健医療サービス、福祉サービスを総合的に受けられる制度
    ・社会保険方式・・・給付と負担の関係が明確な社会保険方式を採用

2.障がい福祉サービスと介護保険サービスとの関係
  
障がい福祉制度と介護保険制度において、それぞれ様々なサービスが設けられているが、サービスの内容や機能面から、障がい福祉サービスに(「相当する」)介護サービスがある場合は、障害者総合支援法第7条に基づき、原則介護保険サービスの利用が優先されることになります。(介護保険優先原則)
  ・介護保険サービスに相当するものがない障がい福祉サービス固有のものと認められるもの【同行援護・自立訓練(生活訓練)、就労以降支援、就労継続支援等】
  ・障がい福祉サービス利用者が介護保険サービスを利用するにあたっては、障がい者が適切なサービスを受けられるよう、相談支援専門員と介護支援専門員が連携を行う。

3.サービス体系と種類
  ・居宅サービス
  ・施設、居住系サービス
  ・地域密着型サービス等

4.地域包括ケアシステム
  ・団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。
  ・今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要です。
  ・人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差が生じています

 地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要です。
 ※ 地域包括ケアシステムは、概ね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活領域を単位として想定されています。

5.地域包括支援センターの概要
  
・地域包括支援センターは介護や福祉に関する地域の総合相談窓口です。
  ・保健師や看護師、主任ケアマネージャー、社会福祉士などといった専門職がいます。
  ・介護予防ケアプランの作成やサービスを利用するためのお手伝いをしたり、介護や福祉のことに関し地域の皆様からの相談に応じたり、成年後見や虐待防止などの高齢者の権利を守る取り組みなど、地域の高齢者の生活を支える業務をします。
  ・大阪市が委託した法人が公正・中立な立場で業務を行っています。

6.地域包括支援センターの業務
  
1)総合相談支援
  2)虐待の早期発見・防止などの権利擁護
  3)包括的・継続的ケアマネジメント支援
  4)介護予防ケアマネジメント

7.共生型障がい福祉サービス
  
・国においては、地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進が行われているところであり、その一つとして、平成30年4月1日から、障がい福祉制度においては「障害者総合支援法」が、介護保険制度においては「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が施行され、障がい者・児と高齢者が一同の事業所でサービスを受けやすくするための「共生型サービス」という新しい事業所の基準・報酬の創設が行われました。

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造幣局特別観桜会に参加しました

2019年04月08日

 造幣局の「桜の通り抜け」の一般公開に先立って行われた4月8日(月)の「特別観桜会」に今年も大阪市からご招待いただき、大阪市手をつなぐ育成会の会員の皆さんに参加希望を募り、支援者23名を含めた48名が参加しました。


 一般公開と異なり、北門から入り約500メートルの桜並木を往復して北門に戻るようになっています。
 134品種338本ある桜は多種多様で、今が見頃の満開の桜に5分咲きの桜、これから花開くために力を蓄えている蕾の桜など様々な表情を見ることが出来ました。


 ”今年の花”は、花が赤い手毬の状態になるところから名づけられた「紅手毬」(べにてまり)でした。”新種の桜”は、東京荒川堤にあった品種で花に香りがある「御座の間匂」(ござのまにおい)だそうです。


 珍しい桜としては、多数の花が枝の先に密生して咲き、大きい手毬の状態になる「大手毬」(おおてまり)、直径3センチの白色の花で、一重八重桜の「養老桜」(ようろうざくら)、1本の木に一重、八重、二段咲きの花があり、二段咲きでは、外側の花が開花し、内側の花が遅れて開花するため名づけられた「二度桜」(にどざくら)等があります。
 

 参加された皆さんは晴天で心地よい日差しの下、色々な桜を愛でたり、記念に写真を撮られたりしていました。大阪市から配られたお茶とお菓子もあり、お花見を満喫されていました。
 明治16年(1883年)から始まった造幣局の「通り抜け」は、戦時中に一時中止されたこともあったそうですが、以来136年桜を愛する人々の協力に支えられ今に続いており、現在では大阪の年中行事の一つとなっています。
 今年も思い出に残る一日を体験できましたことに、一同感謝しております。

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