社会福祉法人大阪市手をつなぐ育成会は、知的な障がいのある人たちが必要とされる援助を受けながら地域で当たり前の生活が送れることを願って活動しています。

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事務局だより

ニューイヤーコンサートを開催しました

2018年01月30日

1月21日(日)、ドーンセンターにてニューイヤーコンサートを開催いたしました。

当日は良いお天気で、大勢の方にご来場いただきました。

第1部は、ミセス・グレース田中惠子様とダンスパフォーマー酒匂様によるピアノ演奏とダンスのコラボレーションでした。

パッヘルベルのカノンをアレンジした優しいピアノ演奏から始まり、「アンパンマン&エンターティナー」の元気あふれる演奏に続いて、会場全員で「花はさく」を歌いました。

「たいせつなきみ」というミニ音楽劇で酒匂様が登場され、舞台をめいっぱい使ったパワフルかつ、コミカルなダンスで会場には笑みがこぼれていました。

「手のひらを太陽に」「おどるポンポコリン」「学園天国」といったお馴染みの曲では、踊りだそうとしている方や、合いの手を『大阪市手をつなぐ育成会』に変えて歌ってくださり、ユーモアに富んだ素敵なパフォーマンスが繰り広げられました。

第2部は、NTT西日本大阪吹奏楽団の皆様による演奏でした。

「ラデツキー行進曲」の華やかな演奏から始まり、「名探偵コナン」「セーラームーン」「セサミストリート」「ファイナルファンタジー」「モンスターハンター」といったアニメやゲームのテーマ曲に、「アルメニアン・ダンス パート1」「アメリカンパトロール」「Happy(from Despicable Me 2)」「Tico Tico]といったじっくりと聴き入ってしまう曲、話題になった映画「君の名は」の主題歌「前前前世」と多様な楽曲を披露してくださいました。

また、毎年の恒例になる指揮者になってみよう!のコーナーでは大勢の方が手を挙げられました。舞台に上がった6名の方は、早く振ってみたり遅く振ってみたりと個性豊かな指揮で貴重な経験を楽しんでおられました。

アンコールまで一緒に歌ったり手拍子したりと、時間が経つのを忘れるほど盛り上がったコンサートでした。

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会員向け学習会(1月)を開催しました

2018年01月23日

1月の学習会は、NPO法人はばたく施設長の福井武巳氏しを講師にお招きして、「事業所として支援者として大事にしていること」をテーマにご講演頂きました。


福井氏が事業所に入られたのは23年前で、当時は無認可作業所だったそうです。福祉制度の変遷に伴い、地域活動支援センターを経て現在は、NPO法人として就労継続支援B型とグループホームを実施されています。お話は福井氏と、福井氏とほぼ同時期に利用を始められた利用者のKさんの経歴を対比しながら進められました。


福井氏は学生の頃に福祉とはあまり接点がなかったそうです。仕事を始めても自身の事業所には職員が少なく、他の作業所や施設の職員と関わることで気付きや学びがあったそうです。福祉制度が移り変わっていく中での苦労話や昨今の運営面での課題も聞かせて頂きました。


Kさんの支援では、長い年月の経過の中でKさんの変化と、Kさんのご家族にも変化があり、寄り添われてきたことが窺えました。福井氏は利用者の方に楽しんでもらうためには、まずは自分が楽しまないとと率先して楽しんで来られたそうです。実際、利用者の方が楽しいと思われていたかどうかは分かりませんが、そう思われていたら嬉しいともおっしゃっていました。

福井氏の軽妙な語り口で笑いもあり、福祉への熱い思いも伝わる講演でした。




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「苔玉ワークショップ」を実施しました

2017年12月21日

本日、会員交流会でモスガーデン主宰の古原由香さんを講師にお迎えして、苔玉づくりを教えて頂きました。今回、教えて頂いたのはお正月飾りにぴったりの黒松の苔玉です。

苔玉用の土に少しずつ水を加えながら練って柔らかくします。耳たぶほどの柔らかさになった土の上に黒松を乗せ、根っこを包み込むように丸い形にしていきます。この作業は子どもの頃にした泥団子づくりを思い出す懐かしいものでした。

次に、苔を周りに張り付けていきます。全体を苔で覆ったあと、剥がれないように糸を巻きつけて完成しました。作り手によって形や大きさの違う個性豊かな苔玉が出来上がりました。まん丸な形が可愛らしい苔玉を眺めるだけでえも癒されますが、自分で作った苔玉はなお一層愛着が湧きます。大事に育てて行きたいと思います。

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第56回近畿知的障がい者福祉大会(併催 第17回大阪市手をつなぐ育成会大会)を開催しました

2017年11月20日



平成291119日(日)大阪国際交流センターにおいて第56回近畿知的障がい者福祉大会(併催 第17回大阪市手をつなぐ育成会大会)を開催しました。

 障がいのある人もない人も、安心して心豊かに過ごせる社会に向けて、関係の皆様が共に考える機会となるようにと「ようおこし!共生社会に向けて語り合おう」が大会のテーマとなりました。

「おもてなしの心」を大切に、「参加された皆様に喜んでいただける大会」を目標に小泉理事長のもと大会の準備にあたりました。

当日は、大阪市副市長をはじめ来賓24名、本大会参加者375名、本人大会参加者191名、付添等84名、その他ご協力いただいた講師、スタッフを含めて、総勢764名の参加となりました。



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会員向け学習会(7月)を開催しました

2017年07月17日

 7月の勉強会は、大阪市発達障がい者支援センターエルムおおさかで、地域サポートコーチとしてご活躍中の、社会福祉士・臨床発達心理士の小林典子先生による「成人期における自立支援について」のご講演でした。
 講演では、親離れ・子離れのために、親子の同一化から、自立に向けて徐々に親子間の距離をとり、保護者(多くは母親)一人が抱えこまず、支援のネットワークを拡大することが重要ということでした。支援者と保護者が本人を中心に両輪として、本人を支えられるように協力しあえることが大切ということもお話しされていました。

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全国手をつなぐ育成会連合会の定期総会が開催されました

2015年06月25日

 6月24日(水)に全国手をつなぐ育成会連合会の定時総会が開催され、大阪市手をつなぐ育成会からは小泉理事長が出席しました。
 全国手をつなぐ育成会連合会は、昨年7月に発足したので27年3月で初めての決算期を迎えました。今回実施されました定期総会では、2014年度の活動報告、2015年度の活動方針が示されました。
 この他には、全国手をつなぐ育成会連合会から障害年金の認定の地域差に関する問題提起を実施したこと、障害者総合支援法施行後3年の見直しに対して意見表明したことの報告や障害者差別解消法施行に向けた現状報告などがありました。

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会員向け学習会(6月)を開催しました

2015年06月18日

 6月の勉強会は、「家族でできる自立支援~今、何をすれば良いのか~」をテーマに、桃山学院大学教授で法人理事の石田易司先生をお招きし、ご講演いただきました。
 講演の中で、先生から「子どもを育てる時、ほめて育てたか、叱って育てたか」と問いかけがありました。子どもは、失敗して叱られると不安になり、次は失敗を恐れ行動できなくなるそうです。例としてだされた野球の話では、日本のノッカーは、取れないところに打って取れない事を叱咤、アメリカのコーチは取れそうなところに打って、取ったら大げさにほめる。ほめられることで安心感を得て、選手はのびのびプレーができるのだと言われました。
 障がい者本人が主体性をもち、自らの能力を発揮し自己実現できるよう支援するために、家族は「ほめ上手」になる事が大切だと学ばせて頂いた勉強会でした。

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居宅介護事業所が移転しました

2015年06月16日

 平成24年4月から西区の本田で開所していた「居宅介護事業所 大阪市手をつなぐ育成会」は、併設していた「西区障がい者相談支援センター」の委託期間が平成26年度末で終了したことにより、5月12日をもって港区に移転をしました。
 場所はJR弁天町駅前で昨年度まで「ぽると」として利用していた事務所になります。

【住所】
大阪市港区波除5-8-9
【電話】
06-4393-3600(就労・生活支援センター)
06-4393-1115(居宅介護事業所)
【FAX】
06-4393-3770(共用)

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会員向け学習会(5月)を開催しました

2015年05月25日

 会員向け学習会を5月21日に行いました。
 今回のテーマは「障害支援区分認定調査」について、大阪市福祉局の方からお話しをお伺いしました。
 障害支援区分とは、ほとんどの障害福祉サービスを利用する際に必要となってくるもので、区分1から区分6まであります。
 今回は障害支援区分の申請から認定までのながれと、認定調査としてご自宅に訪問されるときに聞かれる内容についてご説明をいただきました。
 認定調査を受ける頻度は高くないので、ご参加された方は、熱心に聞かれていました。

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第2回権利擁護セミナーが開催されました

2015年04月27日

 4月24日(金)に福岡市市民福祉プラザで、全国手をつなぐ育成会連合会主催の第2回権利擁護セミナーが開催されました。
 大阪市からは3名が参加しました。
 平成28年4月の障害者差別解消法施行を控え、法に規定されている障害者差別解消支援地域協議会の設置に向けた考え方や、各地で作られつつある条例の成立過程についての内容でした。
 法律に関係する話題になるので、専門用語が沢山出てくる研修会かと思いましたが、毎日新聞論説委員の野澤様から分かりやすい解説をしていただき、参加された皆さま方にとっては、協議会の設置や条例についても、自分たちで力を合せれば環境整備が出来るという可能性を感じることができるものでした。

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